「キミのお金はどこに消えるのか」を読んでみた。

漫画ですね。中国嫁日記を書いてる漫画家さんが書いている、経済漫画。

どうすれば経済が良くなるかについて、作者の考えが書かれてます。増税についての内容とか、へーって思うことが結構ありました。

私が一番納得したのは、生命保険についての考え方。

生命保険が必要な理由は、経済的不幸の連鎖を断ち切る為なんだそうです。

不幸な事故で一家の大黒柱を失うと、残された家族は経済的に困窮する。

その為、親族に資金援助を求めるが、親族だって裕福な人ばかりじゃない。その親族も、経済的に苦しくなって誰かに助けを求める。

そうして経済的不幸は周りに感染していく、生命保険はその不幸の連鎖を断ち切る為に必要である。

私は、この考え方、分かりやすくて好きです。

この考え方であれば、どんな人が生命保険に入るべきか明確になりますね。要するに、自分が死んで、経済的に困る家族がいる場合は、生命保険に入るべき。

独身の場合は、生命保険に入る必要なんてない。共働きで、子供がいない場合も、生命保険は要らないかな。(残されたほうの年収にもよるけどね。)

生命保険の加入が必要なのは、子供がいる家の生活費を稼いでいる人。それ以外の場合、生命保険の加入は要らん。

保険会社の人は、「転ばぬ先の杖ですよ、安心を買うんですよ」とか言いますが、なんでもかんでも入ればいいってもんじゃない。

保険への加入を検討する時は、万が一があった時に、不幸の連鎖が発生するか否かで考えたいですね。

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