「読んだら忘れない読書術」を読んでみた。その2

前回紹介した通り、読書をしてその内容を自分のものにするための
ノウハウについて記載された本になります。

この本のスタンスとして、読書は人間性を高めるために極めて有用な方法だが、
ただたくさん読むだけの読書は無意味だということ。

その本の内容を説明でき、その本について議論できるようになって初めて
「本を読んだ」と言えるのだとか。

この本の中で提言されている「本を読む」ための方法は、
簡単に言えば読んだ後に必ずアウトプットしなさいということ。

Amazonにレビューを書くもよし、プログを書くもよし、友達にお勧めするもよし、
とにかく読みっぱなしにしないことと書かれています。

しかし、この本がただ、「ブログを書けばわすれない!」とだけ言ってるようなら
わざわざこんな風に紹介の記事は書かないですね。

この本には忘れない方法以外にも、忙しい社会人が本を読む時間を確保する方法や、
電子書籍の活用法など読んでためになる知識がたくさん含まれています。

特に私が気に入ったのは、本の中に作者のお勧めする本が30冊近く、読みやすさも含めて
紹介されていることです。

作者が精神科医ということもあり、アドラーの心理学のようなストレスに対しどう対処するか
といったような、科学系の本の紹介が多い印象ですが、普段あまり本を読まない人はこの中から
選んで読み始めるのも、ハズレが少なくていいかもしれません。

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