鶏肉関連の銘柄に投資しているので、それについての考察。
私が株を買っているアクシーズのIRを読むと、飼料価格の上昇が利益を圧迫と書かれている。
日本では輸入の飼料が使われることが多いので、今後の飼料価格がどう動くかを予想するのは大事でしょう。
で、調べ方だが、これは飼料を扱う会社のIRを見るのが一番わかりやすい。調べた結果、2019年10月~12月の飼料価格は安くなるようだ。簡単な概要は下記。
海上輸送の燃料費は高くなっているが、円高傾向のおかげで相殺。米国トウモロコシは天候不良での生育遅れが心配されていたが、大きな減産は無い見通し。米国大豆の収穫も悪くなさそう。
円高は、日経平均にとってはマイナス要素だが、畜産系にとっては、プラス。私の予想(というか、勘)では、今後も円高傾向は続くと思う。
後は、鶏肉の価格自体がどう動くかが問題だ。
正直、これは分からんね。TPPやアメリカとの合意なんかで、牛肉、豚肉の輸入関税は低くなっている。安い肉が大量に入ってくると、鶏肉も安くしないと売れないから利益が減る。
一方で、豚コレラによる影響や、関東を襲った災害の影響を考えると、鶏肉の需要が増えて、価格は上がりそう。
鶏肉価格の推移は、注意深く見ておかないとダメそうだ。結局、飼料価格が安くなっても、それだけで楽観視できる状況ではないのが辛いところだね。
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