債券投資への分散投資は要らないって話

インデックス型の積み立て投資で、分散投資の話になると、大抵の場合、株と国債の組み合わせを言われます。

国債と言うのは、金利が上がると価格が下がり、金利が下がると価格が上がります。

その為、単純に理屈だけで考えると、

好景気の時は、株価は上昇するのに対して、国は金利を上げて景気の過熱を抑えようとするので、国債価格は低下する。不景気の時は、これの逆が起きる。

教科書的に考えると、株価と国債価格は真逆の動きをする。だから、株と組み合わせて分散投資をする場合、国債を購入するのが理想であると言われる。(分散投資をする場合、違う動きをするものと組み合わせるのが大事。)

・・・・・しかし、今はこの理屈が通じないというか、ちょっと状況が普通じゃないので、私は国債に分散投資する必要ないんじゃないかなーと思っている。

昔は、上記の様な、教科書的な考え方でよかったと思うが、リーマンショック以降は、状況が違いますもの。量的緩和だとか、マイナス金利だとか、これまで通りの金利を下げるだけの政策じゃ無くなってますもの。

 

少なくとも、日本の場合は現状、超低金利で、これ以上金利下げられない状況ですし。今後、債券価格が下がる事はあっても、上がることは期待できん。(と言いますか、価格を上げようが無いね)

わざわざ利益が出ないことが分かっている債券に投資をする必要は無いんじゃないかなーって、思うわけ。

 

一方で、分散投資はメリットがあると思っている。こんな事を書いておきながら、国債のインデックス型投資信託の積み立てもしてはいるが、毎回、債券への積み立て要らないんじゃないかなーって、モヤモヤしている。

自分が納得できる、分散投資の方法を摸索中ですね。REITが良いのか、金が良いのか。

今後は、まだ原理を理解できていないREITの勉強を進めたいと思う。株とREITは、これまでの実績から、動き方が違うらしいので、分散投資先には良いと思っている。

 

まぁ、超長期の積み立てをする、この覚悟は絶対にブレないって自身があるなら、株への投資だけに絞っても良いとは思いますがね。

過去のデータだけで見ると、25年間積み立て投資を続ければ、リーマンショック級の暴落があっても、損失は出ない事が分かっているし。

ブレない軸を用意するのが、長期投資では一番大事なこと。

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