『株とチャートでお金持ちになる』を読んでみた

今回はテクニカル分析を勉強したくて手にとった本になります。個人的にはもう少し難しい内容であると嬉しかったのですが、
思ったよりも基礎的と言いますか、本の内容的に見ると新しい知識はほとんどなかったです。トレンドラインの引き方、酒田五法、三角保ち合い、トリプルトップ等の用語を知らない人向けかなと。

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今回の筆者の投資スタイルは短期中期投資ですね。
今のような情報のやり取りが複雑化し先の見通せない時代に長期保有はあまり関心が向かないと書かれています。
確かにその通りですよね。米利上げが近いといった予想で、為替が1ドル110円を越えて円安になったかと思えば、
2016年6月3日に発表された5月の米雇用統計の結果が悪く、一気に1ドル106円。予想できないですよ。
個人的には良かったなと思った2箇所で、まずは巻末のQ&Aです。
巻末Q&Aは60ページほどのボリュームを割いて、チャートはどれ位まで遡って見ればいいか?や参考にしている情報源は何か?など個人的に気になる疑問にも回答されていました。
2つ目は、筆者なりの今後の経済予想が記載されていたところです。大体の本では、筆者の予想などは載っていないイメージがあったので、こう言う逃げや言い訳のきかないところに、予想を書く所には好感がもてますね。別の著書も読んでみようかなと思う点でした。
予想としては、2016年7月が平成の大相場が来るかどうかの節目らしいですよ。アベノミクス相場は決まって選挙前に経済政策を行って高値をつけてきたからだそうです。1番弱気な予想でも日経平均は2万円ギリギリまでは戻るとの予想なので結構強気な予想ですね。
増税は延期されましたが、アメリカの利上げ期待後退、イギリスのEU離脱の可否など不安の多いところですが、私は期待して待ちたいと思います。

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